意外としらない? ホワイトニングについて②

こうざき歯列矯正クリニック 歯科医師の山口です。

今回は、ホワイトニングの仕組みについてお話していきます。

 

ホワイトニングには2つの働きがあります。

 

1つ目は、歯に着色した色素の分解です。

ホワイトニング剤の歯を白くする主成分は、一般的にオキシドールとして知られている過酸化水素です。消毒用のオキシドールは3%過酸化水素水ですが、ホワイトニングでは30〜35%程度の過酸化水素水を使用します。この過酸化水素は、歯の表面に沈着した着色物質を無色透明に分解する作用があります。これにより、黄ばみなどの染み付いた色素が、薄く目立たなくなります。

この過程は、皆さんが普段洗濯の時、漂白剤を用いて洋服を漂白するのと同じです。

2つ目は、歯の表面を曇りガラス状にします。

歯の表面はエナメル質で覆われており、その内部に黄色みがかった象牙質があります。エナメル質は半透明であるため、象牙質が透けて見えると、黄ばんで見えます。ホワイトニング剤には、歯の表面のエナメル質を曇りガラス状にする効果があるので、象牙質が透けにくくなり、歯が白く見える作用があります。

エナメル質を透明にするだけでは、歯は白く見えないんですね。

 

次回は、ホワイトニングの種類についてのお話です。​

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