歯列矯正の本当のゴール

歯は普段、固い顎の骨に支えられて生えています。
しかし、歯を動かしている時は、歯を支えている顎の骨が柔らかくなっています。
歯並びが綺麗になって、マルチブラケットなど歯を動かす装置を外したら…顎の骨が柔らかいうちは支えが弱いため、歯は元の状態に戻ろうと、少しずつ動いてきてしまいます。
 
そこで!フィックスリテーナーで前歯を支えておくのです
(奥歯を支えるには、ベッグリテーナーというものがあります。)
前歯は特に、隙間が出たり、でこぼこになってしまうとすぐ見える場所なので、気になってしまいますよね。
フィックスリテーナーは、前歯(4本〜6本分)の裏側に、針金を接着する装置です。
接着剤で付いているため、取り外しはできません。
ご自身で歯磨きをしっかりする必要があります。マルチブラケットよりも外れにくい素材ですが、外れたり、おかしいな?と思ったらすぐご連絡くださいね。


矯正治療が終わって数年経過すれば後戻りのリスクは減ってきますが、人間は生きている限り加齢変化で歯が少しずつ動くことがあります。せっかくつけた装置なので壊れたりしない限りはつけたままをオススメしています。

矯正治療が終わっても、「戻っちゃった〜」と話を聞く事がありますが、フィックスリテーナーや、他のリテーナーも活用して、後戻りを防いでいくのが良いのです。
当院では、歯並びが綺麗になった後も、2年間分の保証がついています。また、定期検診料も治療費に含んでいるので安心です。
せっかく時間をかけて頑張って、綺麗にした歯並びが後戻ってしまったら…残念ですよね。
 
私たちは、綺麗になったあとも長い間、綺麗な歯並びを維持できることが本当の矯正のゴールだと考えています!

ネコの日

2月22日はネコの日です。

 

ネコも乳歯から永久歯への生え変わりというのがあります
ネコは、生後3週間頃から乳歯が生え始め、生後2ヶ月頃までに生え揃います。
そして乳歯は生後3カ月~7カ月頃までに永久歯に生え変わります。

ネコの永久歯は全部で30本。
ちなみにヒトの永久歯は28本(親知らずを含めると32本)です。

永久歯は顎骨の中で作られます。
永久歯が成長していくことで先に生えていた乳歯の歯根が溶けて無くなってグラグラになり、乳歯は外へ押し出されるように抜けます。
歯が生え変わる時期はおもちゃや飼い主さんの手などをよく噛みます。
乳歯が抜けそうで歯茎がムズムズするからだと考えられます。
生え変わりの時期には乳歯と永久歯の間に食べ物のカスが残りやすいので、口腔内のケアを忘れずに。
そしてたま~に「残存乳歯」と言って、乳歯がうまく抜けずにそのまま残ることがあります。
「残存乳歯」は隣接する永久歯との隙間から歯肉炎を起こし歯周病の原因になります。
さらに咬合異常を起こす可能性も。
心配な場合は獣医さんに診てもらい、必要があれば残存乳歯を抜歯してもらいましょう。

なんだかいろいろとヒトの歯の生え変わりに似ていますね

ではここから軽くヒトの歯について。

ヒトも乳歯の下から永久歯が成長してきて乳歯の歯根を溶かし、乳歯が抜けるとそこから永久歯が登場します。

そういえば、最近のお子さまは乳歯の段階でピッチリ隙間なくキレイに並んでいることが多いかも。
そのときは「キレイな歯並びね♪」と思いがちですが、(一部の歯を除き)乳歯より永久歯の方がサイズが大きいので、これから生える永久歯的には土台が狭いということになります。
ということは、真っ直ぐキレイに並べずにガタガタの歯並びになってしまいます。
乳歯の段階では「成長空隙」がある状態、いわゆる「すきっ歯」な状態の方が理想的なのです。

永久歯が生える土台(歯茎)が極端に狭ければ、土台を広げるように成長を促すための矯正治療をしたり、土台のサイズに合った歯の本数にするために抜歯をしたりもします

でもなんでもかんでも抜歯をするわけではありません。
こうざき歯列矯正クリニック ホワイトエッセンスセンター北では、患者さまとのコミュニケーションを大切にし、患者さま一人ひとりに最適な治療をご提案いたします。

歯並びのことで気になることがありましたら、当クリニックまでご相談ください。
ご相談は無料ですのでお気軽にご連絡ください。

シマリス

突然ですが本日はリスの歯について簡単にご説明いたします

リスの歯は放っておくとひたすら伸び続けます。
硬いエサを食べたり、上下の歯をこすり合わせることで、適度な長さに保たれるのです。
そんなリスの歯の表面は黄色っぽい色をしています。
これは歯の表面を被うエナメル質が生成される時に銅などがカルシウムと一緒にとりこまれるからなのだとか。
そして人間の歯のようにエナメル質が歯全体を被っているわけではなく表面にのみ存在しています。
エナメル質の表面部分が、セメント質の裏面を削っていくそうです。

歯にも色々ありますね。

来ましたね。花粉!

今朝起きて気づいたんですが、来ましたね花粉!

なんだか鼻がムズムズします。

口呼吸は不正咬合の原因となり、虫歯や歯周病のリスクも高くなります。

花粉症の症状には鼻詰まりがありますが、お掃除の時に舞い散るハウスダストもアレルギーがある人には鼻詰まりの原因となります。また、アレルギーではありませんが、プールの水が鼻の奥の「副鼻腔」に入ると、副鼻腔炎になり鼻詰まりの原因となります。

なぜ鼻詰まりが不正咬合や虫歯の原因となるかと言うと、そもそも哺乳類は鼻で呼吸する動物です。口呼吸は鼻呼吸だと酸素が足りない時に行いますが、本来の呼吸ではありません。(犬のハアハアは体温調整です。)

口呼吸が習慣になると、歯の周りの筋肉が正しい位置で歯や歯グキに当たりません。特に成長期に筋肉が正しい位置にないと、歯グキが正しく育たず正しい位置に歯が生えてきません。

それだけでなく、口呼吸により歯や歯グキが乾燥していると、口の中の雑菌も乾燥してこびり付き、はを磨いても磨いても全然キレイにならなくなってしまいます。その為、口呼吸の習慣がある人は残念な口の中になってしまいます。

花粉症だけの問題ではありませんが、なったら治すのではなく、症状が出ないうちに予防する事が必要です。大切な事は、「鼻を擤む」「耳鼻咽喉科へ行く」「口呼吸の原因を探す」です。

鼻と口は、関連しています。放置せずシッカリと対処しましょう。

面白いブログを発見しました。

面白いブログを発見しました。

「規格外でもいいじゃない」です。

なんで目を引いたかと言うと、ブログの管理人さん(龍たまこさん)のご家族の矯正について悩むお話「本人の意思を尊重する【歯列矯正について⑥】」が、良くわかったからです。私自身が八重歯で出っ歯だったのを矯正して治したので、ご主人の「まことくん」の気持ちも良く分かります。

いろんな人がいろんな意見を持っているのが当たり前なので、正解なんてありません。

歯科医師としてのオフィシャルな意見を求められて、「治した方が良いですか?」と聞かれれば、「治した方が良いです。」と答えます。

私自身はキレイな歯並びや正しい噛み合わせの方が良いと思っているので、大学を卒業して今まで(そしてこれからも)矯正専門医として働いています。

ただ、「いつから始めれば良いですか?」と聞かれたら、「本人が治したいと思った時」と答えます。

もちろん選択肢の幅があったりリスクが少ないという視点では、歳を重ねてからよりも若い時の方が良いと思います。でも、本人が納得できなければ良い結果になりません。その部分を「まことくん」が語ってくれています。

矯正は、勉強やスポーツと同じです。

勉強もスポーツも(もちろん仕事も)本人が納得して、「やろう!」と思う事が大切だと思います。そうしなければ良い結果となりませんし、良い思い出にはならないと思います。

矯正も本人の気持ちが大切だと思います。

歯並びがキレイなことも良いことですが、本人が納得して頑張って、それが良い結果となれば、人生の成功体験の一つになると思います。

親や歯医者は、あくまで本人のサポーターだと思います。私も、たくさんの患者さんを診ていて、「歯並び治したいな~って思った時に治せばいいよ。」と思う様になりました。治したいと思えば、治す方法は色々とあります。

人生の歩み方も、矯正治療も正解なんてありません。

矯正って実はとっても単純!

歯を動かすのって、押すか、引くか、捻るかの3つの動きしかありません。

後は、その力をどうやって歯に伝えるかだけです。

歯ブラシ

歯ブラシについてのお話です。

よく歯ブラシの交換時期は「毛先が開いたら」と言いますが、なぜでしょう?

そもそもブラシが汚れを落とす「原理」をご存知ですか
ブラシは、歯ブラシもタワシも毛先が「点」で当たるから汚れが落ちるのです。
同じ体重の人では、ベタぐつよりピンヒールの方が地面にめり込みます。
弱い力でも「一点に力が集中する」から、ピンポイントで圧力が加わり汚れが剥がされます。

そして、歯は体の中で一番硬いところですが、歯グキは瞼の裏側と同じ柔らかい「粘膜」です。
粘膜は他の皮膚と違い、表面の硬い層がありません。
その為、ブラシ先端が「面」で当たらないと歯グキは傷ついてしまいます。
「剣山の針の上を歩く人」の動画を見たことはありますか?
剣山の針が一本の「点」だと刺さってしまいますが、たくさんの針が「面」で当たると刺さらないのです。
歯ブラシが開いてしまうとバラバラの「点」となって歯グキに当たりますが、開いていなければ歯グキには「面」で当たります。


このように、毛先が
開いていない歯ブラシは、歯には「点」で、歯グキには「面」で当たります。

毛先の開いていない歯ブラシは「歯の汚れは落ちるけど歯グキは傷つかない」のです。

あなたの歯ブラシはどうですか?

矯正の終わりとは?

前回の続きの様な内容ですが「矯正はいつ終わりますか?」ってよく聞かれます。

一言で言うと、患者さんが通院を望まなくなった時が通院の終了です。

矯正治療の終了は、一般的には永久歯の歯並びと噛み合わせが標準的な位置になった時ですが、ほぼ全ての方はその後も通院しています。

永遠に治療が続くという意味でしょうか?

それは違います。(笑

生き物の体は一生変化するため、一度並んだ歯並びや噛み合わせが変化しなくなる日は来ません。ご本人が希望しない場合を除き、せっかくキレイになったはをキープしていきます。

実際には…

おおむね標準的な歯並びや噛み合わせになった時に、患者さん(または保護者)にもっと治したいところがあるか伺います。満足しているという事であれば、「歯を動かす治療の終わり」は終わります。

そこからが「歯が変化していないか確認」を行なっていきます。いわゆる定期検診です。

歯並びの変化を抑えるリテーナーを使って頂いて年に数回定期検診に通って頂きます。

この定期検診には「終わり」がありません。

ただの確認で通って頂いても良いですし、もっと歯をキレイにしたい人はホワイトニングをします。虫歯や歯周病を防ぎたい人は口の中全体のクリーニングをします。

つまり、「良かった!」には終わりがありません。

早く始めれば早く終わる?

よく「早く矯正を始めれば、早く終わりますか?」って聞かれます。

何事も早くから準備しておくに越した事はありませんが、早ければ早い方が良いとは限らない事もあります。

子供の場合、奥歯が生え終わる前に前歯を治しても、奥歯が後から生えてきた時に前歯がズレる事があります。

生えていない歯は動かせないので、運を天に任せるしかありません。やみくもに早ければ良いという訳ではありません。

また大人でも、ライフスタイルによってタイミングや方法が変わると思います。就活や仕事、結婚や出産など人生には色々あります。

いつ始める方がメリットがあるか、効果的な時期があるかは、一人一人皆んな違うと考えた方が良いと思います。

↓こんな質問が来ました。

「親知らずを抜きたいと考えているんですけど、矯正中に親知らずを抜くことは可能ですか?

矯正しているかしていないかで、親知らずを抜く際の費用は変わりますか?

矯正を早くしたいのでできるなら矯正中にぬきたいです。

矯正を遅らせてでも矯正前に抜くのか、矯正してから親知らずをぬくのかどちらがおすすめですか?」

この質問への回答

矯正治療中に親知らず(第三大臼歯)の抜歯は可能です。

ただし、親知らずの抜歯に関しては、幾つかの点に注意するべきでしょう。

 

1:費用に関しては都道府県により若干解釈に違いがありますが、矯正装置がついた状態での抜歯は健康保険外診療となります。

そのため、治療費が自費治療または保険の10割負担となります。

(自費の場合は親知らず一本の抜歯につき2〜3万円程度の費用がかかります。)

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2:矯正治療治療中に親知らずが大きくなる事で奥歯の噛み合わせが変わってしまい、治療開始前に立てた計画が変わってしまったり、矯正治療の期間が長くなったりする可能性があります。

そのため、もし矯正歯科医が「先に抜歯をした方が良い」と判断した場合は、可能であれば抜歯してから矯正治療を開始することをお勧めします。

しかしながら、矯正歯科医が親知らずを「抜いた方が良い」と判断した場合でも、口腔外科医が「今ではない」と判断した場合は抜歯を延期する必要があります。

その場合は、口腔外科医の判断が優先されます。

口腔外科医の判断と矯正歯科医の判断が一致しなかった場合は、もう一度矯正歯科医と相談しましょう。

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3:必ずしも親知らずを抜歯してからでなくても、矯正治療を開始することが可能なこともあります。

その場合は、矯正治療で歯を動かし終わった直後に親知らずの抜歯を行います。

もちろん矯正歯科医との打ち合わせで「矯正治療の後で大丈夫」となった場合に限りますが、それでも矯正治療中に定期的にレントゲン検査を行い、「矯正治療後の抜歯で良い」ことを確認する必要があります。

もし治療計画に影響が出そうな場合は、矯正治療中でも親知らずの抜歯を行います。

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親知らずは10代の後半から30歳ぐらいまでの間に徐々に大きくなってきます。

親知らずのせいで、それまでキレイだった歯並びが崩れたり、噛み合わせが変わったります。

矯正治療と関連して親知らずを抜く場合がありますが、皆さん抜歯のタイミングには悩まされる様です。

子供の歯(乳歯)や小さめの大人の歯(小臼歯)の抜歯は「普通の歯医者さん」でもできます。

しかしながら、親知らずの抜歯は「口腔外科医」という手術を得意とする歯科医師にお願いするのが安心です。

先ずは「口腔外科医」と相談しましょう。

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