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	<title>症例 | 矯正歯科専門医｜ポーラスター矯正歯科センター北｜保険医療機関・育成更生医療指定医療機関・顎口腔機能診断施設</title>
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	<description>矯正歯科専門医｜ポーラスター矯正歯科センター北</description>
	<lastBuildDate>Mon, 11 May 2026 05:28:08 +0000</lastBuildDate>
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		<title>デコボコ／抜歯症例</title>
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		<pubDate>Mon, 11 May 2026 04:17:37 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p>成長を見ながら整えた抜歯矯正の症例 この症例は、前歯のデコボコと噛み合わせの不調和に対して、成長期から経過を見ながら、抜歯を含む矯正治療を行ったケースです。 一般的な抜歯矯正とは少し異なる抜歯部位を選択し、患者さんの体調 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%ef%bc%8f%e6%8a%9c%e6%ad%af%e7%97%87%e4%be%8b-2/">デコボコ／抜歯症例</a> first appeared on <a href="https://www.k-ortho.com">矯正歯科専門医｜ポーラスター矯正歯科センター北｜保険医療機関・育成更生医療指定医療機関・顎口腔機能診断施設</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h3><strong>成長を見ながら整えた抜歯矯正の症例</strong></h3>
<p><strong>この症例は、前歯のデコボコと噛み合わせの不調和に対して、成長期から経過を見ながら、抜歯を含む矯正治療を行ったケースです。<br />
一般的な抜歯矯正とは少し異なる抜歯部位を選択し、患者さんの体調や通院状況にも配慮しながら治療を進めました。</strong></p>
<p>矯正相談でよく聞かれるお悩みのひとつに、「前歯が一本だけ内側に入っている」「歯並びがデコボコしている」「見た目だけでなく、全体の噛み合わせも気になる」というものがあります。<br />
今回の症例も、まさにそのようなお悩みから始まりました。</p>
<p>初診時はまだ成長の途中でした。<br />
歯並びだけを見て、すぐに最終的な治療方法を決めるのではなく、顎の成長、永久歯の生え方、噛み合わせの変化、口元のバランスを確認しながら、慎重に治療計画を考えていく必要がありました。<br />
矯正治療は、歯をきれいに並べるだけの治療ではありません。特に子どもから10代にかけての矯正では、成長という大きな要素が関係します。<br />
歯並びのデコボコ、前歯の位置、上下の噛み合わせ、奥歯の関係、横顔の印象、将来的な安定性。こうした複数の条件を総合的に見ながら、治療方針を組み立てていきます。</p>
<h3><strong>なぜ抜歯が必要になることがあるのか</strong></h3>
<p><strong>歯を並べるためのスペースが不足している場合、無理に歯列を広げるだけでは対応が難しいことがあり、抜歯を検討する場合があります。</strong></p>
<p>矯正治療で抜歯と聞くと、不安に感じる方は少なくありません。</p>
<ul>
<li>「できれば歯を抜きたくない」</li>
<li>「抜歯矯正になると口元が下がりすぎないか」</li>
<li>「非抜歯矯正ではできないのか」</li>
</ul>
<p>こうした疑問は、当然だと思います。</p>
<p>私自身も、抜歯ありきで治療を考えることはありません。まずは、現在の歯並び、顎の大きさ、歯の大きさ、前歯の角度、口元の突出感、噛み合わせ、成長の余地などを確認します。<br />
そのうえで、非抜歯で対応できる可能性があるのか、抜歯を行ったほうが結果として無理の少ない歯の位置に導きやすいのかを検討します。</p>
<p>この症例では、前歯のデコボコだけでなく、全体の噛み合わせを整えることも大きな目的でした。そのため、単に前歯を見た目だけ並べるのではなく、上下の歯列全体のバランスを考えた治療計画が必要でした。</p>
<h5><strong>この症例で特徴的だった抜歯部位</strong></h5>
<p><strong>この症例では、矯正治療で比較的選択されやすい第一小臼歯だけではなく、犬歯や側切歯を含む、やや特殊な抜歯部位の組み合わせが選択されています。</strong></p>
<p>矯正治療で抜歯を行う場合、比較的多く選択されるのは第一小臼歯です。もちろん、すべての症例で第一小臼歯を抜くわけではありませんが、歯列全体のスペース確保や前歯の位置の調整を行ううえで、治療計画上、候補になりやすい歯です。<br />
一方で、この症例では、右上第一小臼歯、左上犬歯、右下側切歯、左下第一小臼歯という、左右上下で異なる部位の抜歯を行っています。<br />
掲載症例でも、4本抜歯としてこの部位が示されています。<br />
これは、単純に「4本抜歯だから上下左右の第一小臼歯を抜く」という考え方ではありません。<br />
歯の位置、歯の傾き、歯根の状態、噛み合わせ、すでに生えている歯の状態、将来的にどの歯を機能的に残すべきか。そうした条件を見ながら、どの歯を抜歯することが、その患者さんにとって合理的かを判断していきます。<br />
特に犬歯は、通常は噛み合わせや歯列の中で重要な役割を持つ歯です。そのため、犬歯を抜歯する計画は、一般的な矯正治療の中では頻度が高い選択とはいえません。<br />
だからこそ、なぜその部位を選ぶのか、他の選択肢ではどのような問題が残る可能性があるのかを慎重に検討する必要があります。</p>
<p>このような症例では、教科書的なパターンにそのまま当てはめるだけではなく、目の前の患者さんの歯列に合わせた診断が重要になります。</p>
<h3><strong>成長期から治療開始まで、急がず見極めること</strong></h3>
<p><strong>小児期に相談を受けた症例では、すぐに本格矯正へ進むのではなく、成長や永久歯列の完成を見ながら判断することがあります。</strong></p>
<p>この症例は、初診時は9歳以下、治療開始時は10代です。<br />
小児矯正と成人矯正では、考え方が少し違います。子どもの矯正では、今見えている歯並びだけでなく、これから生えてくる歯、顎の成長、噛み合わせの変化を予測しながら対応する必要があります。<br />
早く始めればよい、というわけではありません。逆に、待てばすべて解決する、というわけでもありません。<br />
大切なのは、今介入すべきことと、成長を待ってから判断すべきことを分けることです。</p>
<p>この症例では、ホールディングアーチ、アンカースクリュー、マルチブラケット、顎間ゴムなど、複数の装置を使用しています。<br />
歯を並べるだけでなく、奥歯の位置を保つ、歯の移動をコントロールする、上下の噛み合わせを調整するなど、それぞれの装置には役割があります。</p>
<h3><strong>通院をお休みする期間があった場合の矯正治療</strong></h3>
<p><strong>矯正治療では、体調不良や生活上の事情で通院間隔が空くことがあり、その場合は状態を確認しながら治療計画を調整します。</strong></p>
<p>矯正治療は、数か月で終わる治療ではありません。特に成長期から本格矯正まで関わる症例では、数年単位の治療になることがあります。<br />
この症例でも、治療期間は6年8ヶ月、通院回数は48〜60回となっています。<br />
長い治療期間の中では、体調不良、学校生活、仕事、家庭の事情などで、予定通りに通院できない時期が出ることもあります。<br />
今回のように、体調面の理由で通院を少しお休みする期間があった場合には、無理に治療を進めるのではなく、まず全身状態と口腔内の状態を確認することが大切です。</p>
<p>矯正治療は、患者さんの協力がとても重要です。<br />
装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、通院の継続、歯磨きの状態。これらは治療期間や治療結果に影響することがあります。<br />
ただし、通院が空いたからといって、すぐにすべてが悪くなるというわけではありません。<br />
状態を確認し、必要に応じて治療計画を見直し、できる範囲から再開することが現実的です。</p>
<p>医療は、予定表通りにだけ進むものではありません。患者さんの生活や健康状態も含めて、治療を組み立てる必要があります。</p>
<h3><strong>デコボコの歯並びを整えるときに見るべきこと</strong></h3>
<p><strong>前歯のデコボコを改善する矯正治療では、見た目だけでなく、噛み合わせ、歯根、歯肉、清掃性、後戻りの可能性まで確認する必要があります。</strong></p>
<p>「前歯の一本が内側に倒れている」という主訴の場合、患者さんやご家族の関心は、どうしても前歯に集中しやすくなります。<br />
もちろん、前歯の見た目は大切です。笑ったときの印象、写真に写ったときの歯並び、会話をするときの口元。歯並びは、日常生活の中で目に入りやすい部分です。<br />
しかし、矯正歯科医としては、前歯だけを見て治療するわけにはいきません。<br />
奥歯の噛み合わせがどうなっているか、上下の歯列の幅に不調和がないか、前歯を並べるためのスペースをどこから得るのか、歯肉に無理がかからないか、歯根が骨の中に適切に収まるか。<br />
そうしたことを考える必要があります。<br />
無理に歯を外側へ広げれば、一時的に歯は並ぶかもしれません。<br />
しかし、症例によっては、歯肉退縮や後戻り、噛み合わせの不安定さにつながる可能性があります。<br />
そのため、抜歯矯正、非抜歯矯正、マルチブラケット装置、アンカースクリュー、顎間ゴムなどの選択肢を、症例ごとに検討します。</p>
<h3><strong>この症例から伝えたいこと</strong></h3>
<p><strong>デコボコの歯並びや噛み合わせの矯正では、見た目だけではなく、抜歯部位の選択、成長、通院状況、全身状態を含めて治療計画を考える必要があります。</strong></p>
<p>今回の症例は、単純な「歯並びをきれいにした症例」として見るだけでは、十分ではありません。<br />
比較的よく行われる抜歯パターンとは異なる部位を選択していること。<br />
成長期から経過を見ていること。<br />
途中で体調面に配慮し、通院を少しお休みする期間があったこと。<br />
治療期間が長期にわたっていること。<br />
こうした要素を含めて見ると、矯正治療は単に装置を付けて歯を動かすだけではない、ということが分かります。</p>
<p>矯正治療について相談される方は、まず現在の状態を正確に把握することをおすすめします。<br />
ただし、同じような歯並びに見えても、治療方針が同じになるとは限りません。<br />
抜歯が必要な場合もあれば、非抜歯で対応を検討できる場合もあります。<br />
使用する装置、治療期間、費用、リスクも、患者さんごとに異なります。</p>
<p>矯正治療を考えるときに大切なのは、「きれいに並ぶか」だけではありません。<br />
どのように歯を動かすのか、どこに限界があるのか、どのようなリスクがあるのか、治療後にどのような保定が必要なのか。<br />
そこまで含めて考えることが、長期的な安定につながると私は考えています。</p><p>The post <a href="https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%ef%bc%8f%e6%8a%9c%e6%ad%af%e7%97%87%e4%be%8b-2/">デコボコ／抜歯症例</a> first appeared on <a href="https://www.k-ortho.com">矯正歯科専門医｜ポーラスター矯正歯科センター北｜保険医療機関・育成更生医療指定医療機関・顎口腔機能診断施設</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>デコボコ／抜歯症例</title>
		<link>https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%ef%bc%8f%e6%8a%9c%e6%ad%af%e7%97%87%e4%be%8b/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[motegi]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 21 Jun 2025 02:44:04 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p>今日は、ある10代の女の子の症例をご紹介します。初めて来院されたとき、彼女はこう言いました。「下の歯が唇に当たって痛いんです」――日常的な不快感が続いていたことが、その一言から伝わってきました。 検査をしてみると、歯並び [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%ef%bc%8f%e6%8a%9c%e6%ad%af%e7%97%87%e4%be%8b/">デコボコ／抜歯症例</a> first appeared on <a href="https://www.k-ortho.com">矯正歯科専門医｜ポーラスター矯正歯科センター北｜保険医療機関・育成更生医療指定医療機関・顎口腔機能診断施設</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-3678" src="https://www.k-ortho.com/wp-content/uploads/2025/06/150616-3.jpg" alt="" width="1470" height="1022" /></p>
<p data-start="115" data-end="220">今日は、ある10代の女の子の症例をご紹介します。<br data-start="139" data-end="142" />初めて来院されたとき、彼女はこう言いました。<br data-start="164" data-end="167" />「下の歯が唇に当たって痛いんです」――日常的な不快感が続いていたことが、その一言から伝わってきました。</p>
<p data-start="222" data-end="374">検査をしてみると、歯並びには強いデコボコがあり、下の前歯が押し出されて唇に接触していました。これは見た目だけでなく、痛みを伴うかみ合わせの問題でした。治療のためには、抜歯でスペースを確保する必要があり、マウスピース型矯正装置と顎間ゴムを使う計画を立てました。ただ、この方法は本人の協力が欠かせません。</p>
<p data-start="376" data-end="469">治療が始まってしばらくすると、思春期特有の反抗期の影響で、装置の使用が不十分になる時期がありました。マウスピースの装着忘れやゴムの使用不足が続き、治療の進みが遅れることもありました。</p>
<p data-start="471" data-end="625">このとき、私自身の中には「頭ごなしに否定はしたくないが、反抗期だからと許してしまうと結果に影響する」という葛藤がありました。そこで、叱るのではなく、本人の気持ちに配慮しながらも「治療を続けることが将来につながる」という点を丁寧に伝えるようにしました。ご家族とも協力し、サポート体制を整えながら進めました。</p>
<p data-start="627" data-end="728">やがて、歯が少しずつ整っていくことで彼女自身が変化を実感し、再び装置をきちんと使うようになりました。治療のモチベーションは、最終的には「自分の歯が動いている実感」が大きな支えになったように思います。</p>
<p data-start="730" data-end="820">3年3か月の治療を経て、歯並びは整い、当初の主訴であった「下の歯が唇に当たって痛い」という問題は解消しました。治療終了後はリテーナーを使用し、結果を維持していくことが大切です。</p>
<p data-start="822" data-end="928">この症例を通じて、矯正治療は医学的な計画や技術だけでなく、思春期の心の揺れにどう対応するかも大きな要素であることを再確認しました。患者さんと協力しながら乗り越える過程が、良好な結果につながったと考えています。</p><p>The post <a href="https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%ef%bc%8f%e6%8a%9c%e6%ad%af%e7%97%87%e4%be%8b/">デコボコ／抜歯症例</a> first appeared on <a href="https://www.k-ortho.com">矯正歯科専門医｜ポーラスター矯正歯科センター北｜保険医療機関・育成更生医療指定医療機関・顎口腔機能診断施設</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>デコボコ・欠損／非抜歯</title>
		<link>https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%e3%83%bb%e6%ac%a0%e6%90%8d%ef%bc%8f%e9%9d%9e%e6%8a%9c%e6%ad%af/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[motegi]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 20 May 2025 10:46:27 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p>この写真を初めて見たとき、私の頭に浮かんだのは「歯が並ぶ場所が足りない、というより“育つ余白が奪われてきた顎”だな」という印象でした。 下顎前歯の叢生。 教科書的にはよくある所見です。 しかし実臨床では、この並びは結果で [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%e3%83%bb%e6%ac%a0%e6%90%8d%ef%bc%8f%e9%9d%9e%e6%8a%9c%e6%ad%af/">デコボコ・欠損／非抜歯</a> first appeared on <a href="https://www.k-ortho.com">矯正歯科専門医｜ポーラスター矯正歯科センター北｜保険医療機関・育成更生医療指定医療機関・顎口腔機能診断施設</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-3633" src="https://www.k-ortho.com/wp-content/uploads/2025/05/3.jpg" alt="" width="1470" height="1022" /></p>
<p>この写真を初めて見たとき、私の頭に浮かんだのは「歯が並ぶ場所が足りない、というより“育つ余白が奪われてきた顎”だな」という印象でした。</p>
<p>下顎前歯の叢生。<br />
教科書的にはよくある所見です。<br />
しかし実臨床では、この並びは<strong>結果</strong>であって、原因はもっと手前にあります。</p>
<p>この患者さんは10代の男性。<br />
永久歯が生えそろうタイミングで、下の前歯が一斉に前へ、内へ、押し合うようにガタついてきた。まるで満員電車に無理やり人を押し込んだ状態です。誰が悪いわけでもない。ただ「スペースがない」。それだけです。</p>
<p>重要なのは、<strong>歯が勝手にガタガタになったわけではない</strong>という点です。<br />
成長期の中で、<br />
・下顎の成長量<br />
・舌の位置と力<br />
・口唇・オトガイ筋の緊張<br />
・咬合の誘導<br />
これらが少しずつズレた結果、歯列は“逃げ場のない方向”へ追い込まれました。</p>
<p>この症例で永久歯の非抜歯を選択した理由はちょっと複雑です。<br />
「抜かなくても並べられる」からではありません。実は、下顎の２本の永久歯が生まれながらに無く、乳歯が２本残っていました。残念ながら左下の乳歯はグラグラで、右側の乳歯の歯根はシッカリと残っていました。今にも抜けそうな左の乳歯を抜歯したの隙間を使い、抜かずに残せる右の乳歯は残す方が、この子の将来にとって合理的だと判断しました。</p>
<p>リンガルアーチで下顎歯列を安定させ、<br />
アンカースクリューで力の支点を作り、<br />
マルチブラケットで一本一本の歯を“正しいレール”に戻す。<br />
必要に応じて顎間ゴムで上下の関係を微調整する。</p>
<p>これは力任せの矯正ではありません。<br />
例えるなら、<strong>崩れかけた積み木を、一度全部倒すのではなく、下から一つずつ支え直す作業</strong>です。時間はかかります。実際、治療期間は3年8ヶ月。短くはありません。部活と受験、夏の試合が続く時期はなかなか時間が作れない様子でした。治療途中での高校受験も毎晩遅くまで塾通いで、治療中に本人が寝てしまう事もたびたびありました。</p>
<p>それでもこの期間が必要だった理由は明確です。<br />
成長とともに顎の条件が変わる中で、<br />
「その都度、最も安全な位置に歯を置き直す」<br />
これを繰り返したからです。</p>
<p>治療後の写真を見ると、<br />
単に歯が真っ直ぐになったように見えるかもしれません。<br />
しかし歯科医師の目線では違います。</p>
<p>・歯根の傾斜が無理をしていない<br />
・歯肉ラインが破綻していない<br />
・下顎前歯が“押し返される形”になっていない</p>
<p>つまりこれは、<strong>並べた歯列ではなく、耐えられる歯列</strong>です。</p>
<p>矯正治療は、見た目を整える医療だと思われがちです。<br />
しかし本質は違います。<br />
<strong>歯が一生その場所に居続けられる環境を作ること</strong>。<br />
この症例は、その教科書のような一例です。</p>
<p>派手さはありません。<br />
ドラマチックでもありません。<br />
ただ、10代の患者さんが、30代・40代になったときに<br />
「なぜか歯並びが崩れない」<br />
その未来を静かに仕込んだ症例です。</p>
<p>歯科医師としては、そういう治療こそが、最も誇れる仕事だと思っています。</p><p>The post <a href="https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%e3%83%bb%e6%ac%a0%e6%90%8d%ef%bc%8f%e9%9d%9e%e6%8a%9c%e6%ad%af/">デコボコ・欠損／非抜歯</a> first appeared on <a href="https://www.k-ortho.com">矯正歯科専門医｜ポーラスター矯正歯科センター北｜保険医療機関・育成更生医療指定医療機関・顎口腔機能診断施設</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>出っ歯・すきっ歯／非抜歯症例</title>
		<link>https://www.k-ortho.com/news/%e5%87%ba%e3%81%a3%e6%ad%af%e3%83%bb%e3%81%99%e3%81%8d%e3%81%a3%e6%ad%af%ef%bc%8f%e9%9d%9e%e6%8a%9c%e6%ad%af%e7%97%87%e4%be%8b/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[motegi]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 07 May 2025 10:39:20 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://www.k-ortho.com/?post_type=news&#038;p=3617</guid>

					<description><![CDATA[]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-3618" src="https://www.k-ortho.com/wp-content/uploads/2025/05/ウォーターマーク（Pre-Post）.jpg" alt="" width="1470" height="1022" /></p><p>The post <a href="https://www.k-ortho.com/news/%e5%87%ba%e3%81%a3%e6%ad%af%e3%83%bb%e3%81%99%e3%81%8d%e3%81%a3%e6%ad%af%ef%bc%8f%e9%9d%9e%e6%8a%9c%e6%ad%af%e7%97%87%e4%be%8b/">出っ歯・すきっ歯／非抜歯症例</a> first appeared on <a href="https://www.k-ortho.com">矯正歯科専門医｜ポーラスター矯正歯科センター北｜保険医療機関・育成更生医療指定医療機関・顎口腔機能診断施設</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>デコボコ・噛み合わせが深い／非抜歯</title>
		<link>https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%e3%83%bb%e5%99%9b%e3%81%bf%e5%90%88%e3%82%8f%e3%81%9b%e3%81%8c%e6%b7%b1%e3%81%84%ef%bc%8f%e9%9d%9e%e6%8a%9c%e6%ad%af/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[motegi]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 12 Mar 2025 11:16:12 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://www.k-ortho.com/?post_type=news&#038;p=3582</guid>

					<description><![CDATA[]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-3583" src="https://www.k-ortho.com/wp-content/uploads/2025/03/190713-3.jpg" alt="" width="1470" height="1022" /></p><p>The post <a href="https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%e3%83%bb%e5%99%9b%e3%81%bf%e5%90%88%e3%82%8f%e3%81%9b%e3%81%8c%e6%b7%b1%e3%81%84%ef%bc%8f%e9%9d%9e%e6%8a%9c%e6%ad%af/">デコボコ・噛み合わせが深い／非抜歯</a> first appeared on <a href="https://www.k-ortho.com">矯正歯科専門医｜ポーラスター矯正歯科センター北｜保険医療機関・育成更生医療指定医療機関・顎口腔機能診断施設</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>出っ歯・噛み合わせが深い／非抜歯症例</title>
		<link>https://www.k-ortho.com/news/%e5%87%ba%e3%81%a3%e6%ad%af%e3%83%bb%e5%99%9b%e3%81%bf%e5%90%88%e3%82%8f%e3%81%9b%e3%81%8c%e6%b7%b1%e3%81%84%ef%bc%8f%e9%9d%9e%e6%8a%9c%e6%ad%af%e7%97%87%e4%be%8b/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[motegi]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 11 Mar 2025 11:04:40 +0000</pubDate>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-3574" src="https://www.k-ortho.com/wp-content/uploads/2025/03/190805-3.jpg" alt="" width="1470" height="1022" /></p><p>The post <a href="https://www.k-ortho.com/news/%e5%87%ba%e3%81%a3%e6%ad%af%e3%83%bb%e5%99%9b%e3%81%bf%e5%90%88%e3%82%8f%e3%81%9b%e3%81%8c%e6%b7%b1%e3%81%84%ef%bc%8f%e9%9d%9e%e6%8a%9c%e6%ad%af%e7%97%87%e4%be%8b/">出っ歯・噛み合わせが深い／非抜歯症例</a> first appeared on <a href="https://www.k-ortho.com">矯正歯科専門医｜ポーラスター矯正歯科センター北｜保険医療機関・育成更生医療指定医療機関・顎口腔機能診断施設</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>デコボコ／非抜歯症例</title>
		<link>https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%ef%bc%8f%e9%9d%9e%e6%8a%9c%e6%ad%af%e7%97%87%e4%be%8b-3/</link>
		
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		<pubDate>Mon, 10 Mar 2025 10:57:48 +0000</pubDate>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-3570" src="https://www.k-ortho.com/wp-content/uploads/2025/03/201216-3.jpg" alt="" width="1470" height="1022" /></p><p>The post <a href="https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%ef%bc%8f%e9%9d%9e%e6%8a%9c%e6%ad%af%e7%97%87%e4%be%8b-3/">デコボコ／非抜歯症例</a> first appeared on <a href="https://www.k-ortho.com">矯正歯科専門医｜ポーラスター矯正歯科センター北｜保険医療機関・育成更生医療指定医療機関・顎口腔機能診断施設</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>デコボコ／非抜歯症例</title>
		<link>https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%ef%bc%8f%e9%9d%9e%e6%8a%9c%e6%ad%af%e7%97%87%e4%be%8b-2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[motegi]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 09 Jan 2025 10:49:19 +0000</pubDate>
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		<title>デコボコ・噛み合わせが深い／抜歯症例</title>
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		<dc:creator><![CDATA[motegi]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 08 Jan 2025 04:50:30 +0000</pubDate>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-3562" src="https://www.k-ortho.com/wp-content/uploads/2025/03/190809-3.jpg" alt="" width="1470" height="1022" /></p><p>The post <a href="https://www.k-ortho.com/news/%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%9c%e3%82%b3%e3%83%bb%e5%99%9b%e3%81%bf%e5%90%88%e3%82%8f%e3%81%9b%e3%81%8c%e6%b7%b1%e3%81%84%ef%bc%8f%e6%8a%9c%e6%ad%af%e7%97%87%e4%be%8b/">デコボコ・噛み合わせが深い／抜歯症例</a> first appeared on <a href="https://www.k-ortho.com">矯正歯科専門医｜ポーラスター矯正歯科センター北｜保険医療機関・育成更生医療指定医療機関・顎口腔機能診断施設</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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