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【マウスピース矯正の不都合な真実】

安いアライナー矯正は、なぜ潰れる?!

今年のニュースでいくつか話題になったマウスピース矯正のクリニックの詐欺や倒産は、なぜ起きたのでしょうか?

今年は大きなニュースとして矯正治療に関する残念な話題が3つも取り上げられてしまいした。
1つ目は、矯正治療のモニターになる代わりに治療費が無料となると云って患者さんを集めた詐欺的事件
2つ目は、全国最大規模の歯科グループの倒産
3つ目は、日本最大の症例数を売りとしている歯科医師が関連する歯科クリニックの破産

この3つに共通して言えることは、どれも「安く(または無料で)治療を提供できる」と云って患者さんを集めて、突然治療の継続ができなくなった事です。

1つ目の詐欺的事件に関しては、明確に詐欺とは言い切れませんが、他の2つと共通する部分は、最初にたくさんの患者さんが治療を始めている点です。
他の2つもインターネット広告で「安さ」を売りとして広告し、たくさんの患者さんを集めています。

矯正治療費は、最初に治療費を納める事が一般的なので、最初にたくさんの患者さんからお金を集めてしまえば、それだけで現金が手に入ります。
しかしながら、インビザラインを始めとするマウスピース矯正は、歯科クリニックがマウスピースを作る会社に製作料を払ってマウスピースを作りますが、その製作料はワイヤー矯正の材料費の5〜10倍近くかかります。

また、正しく治療を行うには、歯科衛生士や歯科医師が定期的に診察を行い、問題がない事を確認する必要がありますので、その為の人件費がかかります。
通常の矯正治療は、2〜3年間は治療開始から終了までの診察と、治療が終わった後の定期検診も必要です。

そうすると、最初に患者さんが払った費用は、その先数年分の人件費や、クリニッ
クの維持費に充てられます。マウスピース矯正でも、安全で確実な結果を出すには、ワイヤー矯正と同じ位の技術を持った医療スタッフや施設が必ず必要となります。
一般的に医療の場合、その医療サービスに必要な材料が20%を超えると経営状態が悪化すると言われています。
マウスピース矯正の材料費は、1人の患者様に多いと31万9000円(リテーナー込)、最低でも14万7400円(リテーナー込)の費用がかかります。この製作費は、歯科医院の努力だけでは大きく変える事ができません。

日本では健康保険が治療の基本になっているため、他の先進国と比べて医療が安いイメージになっています。それは決して悪いことではありませんが、少なくともマウスピース矯正は材料費がとても高い治療である事を知っておいて下さい。
高い材料費がかかるのに安い費用の影には何があるのか?私たち矯正治療の専門家から見ても不思議でなりません。

せっかく矯正治療を考えられているのであれば、最初のカウンセリングだけではなく、検査結果や治療方針の根拠などが納得できてから、治療契約を結ばれると良いと思います。

ポーラスター矯正歯科・センター北(こうざき歯列矯正クリニック)横浜

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