インビザラインで後悔している人は、なんて言っていますか?

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インビザラインで後悔している人は、なんて言っていますか?

インビザライン ・ジャパン株式会社製マウスピース型歯科矯正装置で後悔している人が口にする言葉には、以下のようなものがあります。

なぜでしょうか?そこで解説します。

「期待していた結果が出なかった。」

矯正治療の計画を立てる歯科医師に「期待している事」が正しく伝わっていない可能性があります。本来は、治療を開始する前に患者様が「期待している事」を伺ってから、歯科医師が治療計画を立てます。ただし、全てを最初に決めるのではなく、「期待している事」が何かを最初だけではなく治療の途中でも伺います。マウスピース矯正に限らず、矯正装置には必ず誤差があります。ワイヤー矯正の場合も途中でアタッチメント(ブラケット)を付け直しますが、アライナーも誤差を修正する「追加アライナー」で誤差を修正します。その際に期待した通りになっているかをヒアリングをさせて頂き、「期待している事」加えたアライナーを作り直します。また、インビザラインも矯正治療の一つなので、矯正歯科医が治療計画を立てたか否かでも結果が変わります。

「インビザラインのケアが大変だった。」

インビザライン に限らず、矯正治療中のホームケアは矯正をしていない人よりも増えると思ってください。主に歯磨きやマウスピースの掃除です。「透明なマウスピースを歯にはめるだけ」で簡単に歯並びが治ると思われがちですが、実際はマウスピースを清潔に保つための歯とマウスピースの両方を磨いたり、歯磨きや通院など大変に感じることもあります。ハミガキはワイヤー矯正に比べて格段に磨きやすいのですが電動歯ブラシなどを使うと更に磨きやすくなります。

「矯正期間が長く、ストレスがたまった。」

確かに矯正には時間がかかります。この事は否定できないのですが、インビザラインに限らず、矯正治療自体が23年の治療期間がかかります。インビザラインの矯正とホワイトニングを併用すると、歯並びが治るより早く歯が白くキレイになるので、モチベーションが上がり、飽きずに矯正治療を続けることができます。

「インビザラインをつけると話しにくかった。」

特にマウスピースの端の部分が舌や唇に当たると話しにくい時があります。ワイヤー矯正に比べると違和感は少ないのですが、それでも慣れるまでに最初は1週間ぐらいかかります。時間とともに慣れて来ますので安心してください。ただし、マウスピースが正しく装着されていないと、口の中で浮いたり、ずれたりすることがあります。このような状況では、話しにくくなることがあります。

「矯正中に痛みがあった。」

どの様な方法でも矯正治療は、歯の移動を促すために歯に圧力をかける必要があります。そのため、力が加わった最初の23日は痛みを感じます。ワイヤー矯正とマウスピース矯正の両方を体験した人の感覚では、唇や頬に当たる痛みが少ないぶん、マウスピース矯正の方が違和感は少ないそうです。ワイヤー矯正の唇や頬に当たる違和感もだいたい1週間程度で慣れることが多いようです。

「歯医者の診察や調整のために、時間が取れなかった。」

矯正治療は少なからず通院が必要です。オンライン診療を併用すると通院回数は減りますが、全く通院しなくて良い訳ではありません。ただし、毎回調整するワイヤー矯正に比べると平均的な通院回数はマウスピース矯正の方が少ないことが多いようです。

「他の人と比べて、進捗が遅いと感じた。」

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いの一つに、歯を並べる順番の違いがあります。ワイヤー矯正では最初に歯を並べ、後から噛み合わせを治す事が多いのに比べ、マウスピース矯正では、噛み合わせを治してから歯を並べるため、歯が並んだ事を実感できるまでに時間がかかります。どの方法も患者さん自身が積極的に治療に臨んでいる場合、最終的に治療が終わるまでの期間に大きな差はありません。

これらの理由により、インビザラインで後悔する人もいますが、それでもインビザラインは、従来の金属ブラケットと比べて、違和感が少なく、見た目が自然で、取り外しも容易であることから、人気があります。自分に合った方法を選択し、矯正歯科医と相談することが大切です。

「インビザライン」について

当院でご提供している「インビザライン・ジャパン株式会社・マウスピース型歯科矯正装置」は海外で製作されているため、日本の歯科技工士法で定める歯科技工物にも、医薬品医療機器等法で定める医療機器にも該当していません。医薬品医療機器等法の対象外である事から、医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。当院ではインビザライン社製・マウスピース型歯科矯正装置の有効性を認め、歯科医師の全面的な責任において使用されています。
【入手経路等】
米国アライン・テクノロジー社の日本法人インビザライン・ジャパン株式会社より、歯科医師の責任において入手しています。
*厚生労働省ホームページ
【国内の承認医療機器等の有無】
国内においてインビザライン社製・マウスピース型歯科矯正装置と同様の性能を有した承認医療機器は多数存在しています。
治療上必要な状況があれば、歯科医師から代替治療の提案を行います。
【諸外国における安全性等にかかわる情報】
米国のFDA(アメリカ食品医薬品局)で1998年に承認されています。リスクとしては、矯正治療全般に共通する、歯の一時的な痛みや違和感・知覚過敏・歯や歯グキ等の口の中の病気・歯の変色の原因となる等が報告されています。現時点で明らかになっていない重大なリスクが存在する可能性があります。
【医薬品副作用被害救済制度】
承認を受けて製造販売されている医薬品・医療機器・再生医療等製品であっても、原則として決められた効能・ 効果、用法・用量及び使用上の注意に従って使用されていない場合は救済対象になりません。

治療期間 約24〜36ヶ月
通院回数 約24〜36回
治療費 *矯正歯科治療は公的健康保険の適用外の自費診療(自由診療)となります。
主なリスク・副作用

主なリスク・副作用

痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

その他のリスク・副作用等

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

【矯正治療により生じるリスクや副作用について】
1.矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間~1、2週間で慣れてきます。
2.歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
3.矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者の協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に大きく影響します。
4.治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、更に一般歯科医による定期的な診察が大切です。また、歯が動くと隠れていた虫歯があることが判明することもあります。
5.歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
6.極まれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
7.極まれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
8.矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
9.治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
10.治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
11.歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
12.矯正歯科装置を誤って飲み込む可能性があります。
13.矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
14.動的治療が終了し矯正装置が外れた後に、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
15.動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置(リテーナー)を指示通り使用し、歯の位置の変化を抑制しないと、歯並びや咬み合せの「後戻り」や「新たな変化」が生じます。
16.アゴの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
17.治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
18.矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことはできません。
19.治療の効果が予測と一致しているか確認するため、定期的に診察や検査を行う必要があり、合併症・副作用が発生した場合は、治療方法や使用する矯正装置を変更する場合があります。
【矯正治療と併用する治療方法に関して】
1.不正咬合の改善や将来的に起こりうる口腔内の変化を減少させる等の理由で、歯の抜歯や粘膜、骨格に対する口腔外科手術が必要となる場合があります。
2.矯正治療の過程において、歯の移動効果の容易化や歯の連続性の維持、その他の治療効果の発揮のため、一定期間に全部又は一部の歯に矯正治療用アタッチメントを接着する必要がある場合があります。
3.矯正治療の過程において、歯の移動のための空隙創出のため、歯の抜歯や切削が必要となる場合があります。
4.矯正治療において、歯の形態修正が必要となる場合があります。
5.歯の移動により咬合の変化が生じ、顎の関節に対する保護や治療が必要となる場合があります。
6.治療計画の変更や中断を抑制するために、矯正治療前にう蝕や歯周病に対する治療が必要となる場合があります。
7.上記により、治療計画の延期や休止、中断が必要となる場合があります。
【矯正装置の装着により生じる一般的な副効果に関して】
1.矯正装置の装着後及び着脱動作中、歯肉、舌、頬及び唇に、擦り傷又は痛みが生じる可能性があります。
2.矯正治療開始直後及び途中に歯の痛みを経験します。
3.矯正装置の装着により、患者の発語および発音に影響を与える可能性があります。
4.矯正装置の使用により、一時的に唾液分泌の増加若しくは口の渇きを経験する可能性があります。
5.治療中に噛み合わせが変化し、患者によっては一時的な不快感を感じる可能性があります。
6.矯正装置の使用により、頭部や首の関節及び筋肉、耳それぞれにおいて障害(運動、感覚、疼痛)が生じる可能性があります。
7.治療中、歯根長の短縮が生じる可能性があります。
8.治療中、歯の変色及び着色が生じる可能性があります。
9.装着する矯正装置等を、患者が誤飲又は吸引してしまう可能性があります。
10.矯正装置の装着が、歯、歯槽骨又は歯肉及び歯髄の健康状態に影響を与える可能性があります。
11.矯正装置を除去後、想定外の位置に歯が移動する可能性があります。
12.矯正装置により自浄性が損なわれるため、虫歯や歯周病予防を患者自身が積極的に行う必要があります。
13.矯正装置が破損する確率を下げるため、食事の内容に制限があります。
14.無意識での歯ぎしりやスポーツ等での食いしばりがある場合、矯正装置が破損する可能性が高くなり、矯正装置の破損による痛みや不快感、計画外の治療が必要となる可能性が高まります。
【患者の素因又は治療歴に由来する事柄に関して】
1.特殊な形状の歯が存在する場合、無意識での歯ぎしりやスポーツ等での食いしばりがある場合、治療期間の長期化又は治療結果に悪影響を与える可能性があります。
2.重度の不正咬合および歯列不正がある場合、矯正装置等の破損の可能性が高くなります。
3.複雑な咬合や歯列、およびそれらを含む骨格性の不正咬合の治療は、複数の治療法や矯正装置の付属品を併用する必要があります。
4.重度の歯列不正がある、患者自身での矯正装置の着脱が著しく困難となる場合があります。
5.過去の歯の疾患の治療により治療を受けた歯に関しては、再治療や追加治療、対象部位の周辺を含む範囲への歯科治療が必要となる可能性があります。
6.歯冠が短い場合は、歯の移動に制約が出ることがあり、歯肉への治療により歯を長くする事が必要となる場合があります。
7.矯正治療中に歯肉の位置が変わる事があり、それが事前に予測できない場合があります。
8患者の既存の歯科修復物(補綴物)に対し、交換や形態修正が必要となる可能性があります。
9.使用する矯正装置や器材により、アレルギー症状が生じる場合があります。
10.患者本人の生活習慣や健康状態、医薬品の服用や喫煙や飲酒等の嗜好品が治療効果に影響を与える可能性があります。
11.患者本人の成長や遺伝的傾向により、矯正治療開始前に予測できない変化が治療計画に影響し、計画の変更が必要となる可能性があります。
【矯正治療計画および装置装着・使用方法に関して】
1.患者本人や家族が、治療計画に関して歯科医師およびその他の職員の指示に従わない場合や、矯正装置の使用方法の指示に従わない場合は、治療期間の著しい長期化又は治療結果に悪影響を与え、歯科医師の判断により治療を中止する場合があります。
2.矯正治療において、歯の移動速度および移動範囲に限界があり、事前に予測が困難な場合があります。
3.適正な着脱方法を行わなかった場合、矯正装置が破損変形し再製作が必要となる場合があります。
4.患者本人が、計画的に通院しない場合や計画外の事態が生じた事を連絡しない場合、治療期間の著しい長期化または治療結果に悪影響を与える場合があります。

当院における矯正治療は、検査結果から得られた内容を歯科医学的根拠に基づき立案し、歯の移動計画から適切に選択した矯正装置を用いて行います。使用する矯正装置は、主治医が効果や安全性などについての歯科医学的判断を行い、医院内外で作製された矯正治療器具を治療に使用します。患者本人に使用する機材のほとんどは、日本国内の法律で承認・認証を受けた機材を使用しますが、一部の歯科用機材に関しては海外にて製造および加工されたものも含めて使用し、医薬品副作用被害救済制度の対象にはならず、歯科医師が責任を負い救済を行うものとします。

ポーラスター矯正歯科・センター北(こうざき歯列矯正クリニック)横浜

〒224-0003
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(センター北駅 出口2より 徒歩1分)
平日 10:30~12:00/15:00~19:00 
土日 10:00~13:00/14:30~18:00
休診日:木曜・祝日・日曜(特別診療日あり)・月曜(不定休)

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