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コラム
歯並びの治療と姿勢・呼吸の深い関係〜歯並びや矯正治療後の安定性に影響する理由とは?〜
~口は“消化器系の入り口”としての重要な役割~
ポーラスター矯正歯科センター北、日本歯科専門医機構認定 矯正歯科専門歯科医の神崎です。
私たちの体は、一見するとそれぞれの器官が独立して働いているように見えますが、実際には全身が密接に関連しています。特に「姿勢」や「呼吸」といった一見歯科とは無関係に思える要素が、歯並びや噛む力(咀嚼)、食べ物を飲み込む動作(嚥下)に大きな影響を与えています。
歯科医院では歯や口の中だけを診るのではなく、体全体のバランスを観察することが重要です。本記事では、姿勢や呼吸と歯並びの関係、さらには矯正治療の安定性にまで関わる大切なポイントを分かりやすく解説します。
姿勢と歯並びの関係
姿勢と歯並びには密接な関係があり、悪い姿勢は歯並びや噛み合わせ、口腔内の健康に悪影響を与えることが明らかになっています。
例えば、
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猫背や首が前に出る姿勢を続けると、顎の位置がずれてしまい噛み合わせがずれ、歯並びに悪影響を及ぼします。
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姿勢が悪いと胸が圧迫されたり呼吸が浅くなりがちで、口呼吸が増加します。口呼吸になると口のまわりの筋力や舌の位置バランスが崩れ、前歯を正しく支える力が弱くなるため、出っ歯や反対咬合など歯列の乱れが起こりやすくなります。
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うつ伏せや横向きで寝る習慣も噛み合わせや歯列に影響を及ぼします。頭の重さが上顎の歯列にかかることで歯が圧迫され、歯並びが悪くなることもあります。
こうした積み重ねが成長期では顎の発育不足や歯列不正を招き、大人では歯並びや噛み合わせの不調につながります。
呼吸と歯列の発育
呼吸は本来「鼻呼吸」が基本ですが、姿勢の乱れから「口呼吸」が習慣になると、歯列や顎の成長に悪影響を及ぼします。
口呼吸が続くと:
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口腔内が乾燥 → むし歯や歯周病のリスク増加
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舌が下がる → 上顎を広げる力が不足し、歯列のスペース不足や反対咬合になる
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上顎が狭くなる → 出っ歯や叢生(でこぼこ)の原因になる
- 口が開いてる事により口唇が前歯を抑えないため、前歯が前方に傾斜する
つまり、呼吸の仕方ひとつが、将来の歯並びや矯正治療の難易度にも関係しているのです。
咀嚼・嚥下への影響
姿勢や呼吸が正しくないと、食事の際の咀嚼や嚥下にも影響が出ます。
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正しい姿勢 → 舌が上顎に安定し、効率よく噛める
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口呼吸の習慣 → 舌が低位にあり、飲み込むときに余計な力が必要
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噛み合わせの乱れ → 片側ばかりで噛む癖がつき、さらに歯列が偏る
嚥下の癖は、矯正治療の進行の妨げや矯正治療後の後戻りにもつながるため、治療前や治療中から改善する事が重要です。
矯正治療後の安定性にも関わる
矯正治療で歯並びを整えても、姿勢や呼吸が乱れたままだと、歯は元の位置に戻ろうとする力が働きます。
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舌が正しい位置にない → 前歯が再び出てくる
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口呼吸が続く → 上顎が狭まり、歯列が乱れる
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姿勢の崩れ → 下顎がズレて噛み合わせが不安定に
このため、矯正歯科では歯を動かすだけでなく、呼吸や嚥下、舌の使い方を同時に改善することが、治療をスムーズに行い、治療後の安定性を高める鍵となります。
口は“消化器系の入り口”
「口」は消化器系の臓器の一つであり、外から見たり触れたりできる唯一の臓器です。歯並びや口腔機能は、体全体の健康を映し出す“鏡”ともいえます。
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舌の動き → 呼吸や嚥下の状態を反映
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歯並びや顎の形 → 成長や姿勢のバランスを示す
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噛み合わせ → 消化や全身の機能と密接につながる
この視点を持つと、矯正治療は単なる「見た目の改善」ではなく「全身の健康を守るための治療」とも言えます。
当院の取り組み
ポーラスター矯正歯科センター北では、歯並びを整えるだけでなく、姿勢や呼吸習慣にも考慮した診療を行っています。
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成長期や混合歯列期の子どもには姿勢・鼻呼吸、唇や舌の筋力チェックを並行して実施(保険適用)
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矯正後の安定を考え、保定装置(リテーナー)の使用と生活習慣改善を指導
歯を動かす治療と生活習慣の改善を組み合わせることで、長期的に安定した歯並びを実現します。
まとめ
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姿勢や呼吸は歯並び・咀嚼・嚥下に大きく影響する
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口呼吸や悪い姿勢は歯列不正や矯正後の後戻りの原因になる
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口は消化器系の入り口であり、全身の健康を映す
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矯正治療は見た目を整えるだけでなく、健康な機能を整える治療
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当院では姿勢・呼吸・舌の使い方を含めたトータルサポートを実施
歯並びや噛み合わせに悩む方は、ご自身やお子さまの姿勢や呼吸にも注意してみてください。そして、体全体を考慮した矯正治療を選ぶことが、将来の健康につながります。
ご心配なことがありましたら、こちらのWEB予約よりお気軽にご相談にお越しください。
監修者

| 院長 | 神崎 寛人 |
|---|---|
| 経歴 | 東京歯科大学卒業 歯科医師国家資格取得
東京歯科大学矯正学講座 日本矯正歯科学会認定医 取得 こうざき歯列矯正クリニック開業 医療法人社団OMS 理事長就任 日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医) 取得 ポーラスター矯正歯科センター北 名称変更 日本歯科専門医機構認定矯正歯科専門医 |
| 資格 | 歯科医師 |
| 所属歯科学会 | 日本矯正歯科学会 |
主なリスクと副作用
痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮
その他のリスク・副作用等
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
【矯正治療により生じるリスクや副作用について】
1.矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間~1、2週間で慣れてきます。
2.歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
3.矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者の協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に大きく影響します。
4.治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、更に一般歯科医による定期的な診察が大切です。また、歯が動くと隠れていた虫歯があることが判明することもあります。
5.歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
6.極まれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
7.極まれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
8.矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
9.治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
10.治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
11.歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
12.矯正歯科装置を誤って飲み込む可能性があります。
13.矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
14.動的治療が終了し矯正装置が外れた後に、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
15.動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置(リテーナー)を指示通り使用し、歯の位置の変化を抑制しないと、歯並びや咬み合せの「後戻り」や「新たな変化」が生じます。
16.アゴの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
17.治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
18.矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことはできません。
19.治療の効果が予測と一致しているか確認するため、定期的に診察や検査を行う必要があり、合併症・副作用が発生した場合は、治療方法や使用する矯正装置を変更する場合があります。
【矯正治療と併用する治療方法に関して】
1.不正咬合の改善や将来的に起こりうる口腔内の変化を減少させる等の理由で、歯の抜歯や粘膜、骨格に対する口腔外科手術が必要となる場合があります。
2.矯正治療の過程において、歯の移動効果の容易化や歯の連続性の維持、その他の治療効果の発揮のため、一定期間に全部又は一部の歯に矯正治療用アタッチメントを接着する必要がある場合があります。
3.矯正治療の過程において、歯の移動のための空隙創出のため、歯の抜歯や切削が必要となる場合があります。
4.矯正治療において、歯の形態修正が必要となる場合があります。
5.歯の移動により咬合の変化が生じ、顎の関節に対する保護や治療が必要となる場合があります。
6.治療計画の変更や中断を抑制するために、矯正治療前にう蝕や歯周病に対する治療が必要となる場合があります。
7.上記により、治療計画の延期や休止、中断が必要となる場合があります。
【矯正装置の装着により生じる一般的な副効果に関して】
1.矯正装置の装着後及び着脱動作中、歯肉、舌、頬及び唇に、擦り傷又は痛みが生じる可能性があります。
2.矯正治療開始直後及び途中に歯の痛みを経験します。
3.矯正装置の装着により、患者の発語および発音に影響を与える可能性があります。
4.矯正装置の使用により、一時的に唾液分泌の増加若しくは口の渇きを経験する可能性があります。
5.治療中に噛み合わせが変化し、患者によっては一時的な不快感を感じる可能性があります。
6.矯正装置の使用により、頭部や首の関節及び筋肉、耳それぞれにおいて障害(運動、感覚、疼痛)が生じる可能性があります。
7.治療中、歯根長の短縮が生じる可能性があります。
8.治療中、歯の変色及び着色が生じる可能性があります。
9.装着する矯正装置等を、患者が誤飲又は吸引してしまう可能性があります。
10.矯正装置の装着が、歯、歯槽骨又は歯肉及び歯髄の健康状態に影響を与える可能性があります。
11.矯正装置を除去後、想定外の位置に歯が移動する可能性があります。
12.矯正装置により自浄性が損なわれるため、虫歯や歯周病予防を患者自身が積極的に行う必要があります。
13.矯正装置が破損する確率を下げるため、食事の内容に制限があります。
14.無意識での歯ぎしりやスポーツ等での食いしばりがある場合、矯正装置が破損する可能性が高くなり、矯正装置の破損による痛みや不快感、計画外の治療が必要となる可能性が高まります。
【患者の素因又は治療歴に由来する事柄に関して】
1.特殊な形状の歯が存在する場合、無意識での歯ぎしりやスポーツ等での食いしばりがある場合、治療期間の長期化又は治療結果に悪影響を与える可能性があります。
2.重度の不正咬合および歯列不正がある場合、矯正装置等の破損の可能性が高くなります。
3.複雑な咬合や歯列、およびそれらを含む骨格性の不正咬合の治療は、複数の治療法や矯正装置の付属品を併用する必要があります。
4.重度の歯列不正がある、患者自身での矯正装置の着脱が著しく困難となる場合があります。
5.過去の歯の疾患の治療により治療を受けた歯に関しては、再治療や追加治療、対象部位の周辺を含む範囲への歯科治療が必要となる可能性があります。
6.歯冠が短い場合は、歯の移動に制約が出ることがあり、歯肉への治療により歯を長くする事が必要となる場合があります。
7.矯正治療中に歯肉の位置が変わる事があり、それが事前に予測できない場合があります。
8患者の既存の歯科修復物(補綴物)に対し、交換や形態修正が必要となる可能性があります。
9.使用する矯正装置や器材により、アレルギー症状が生じる場合があります。
10.患者本人の生活習慣や健康状態、医薬品の服用や喫煙や飲酒等の嗜好品が治療効果に影響を与える可能性があります。
11.患者本人の成長や遺伝的傾向により、矯正治療開始前に予測できない変化が治療計画に影響し、計画の変更が必要となる可能性があります。
【矯正治療計画および装置装着・使用方法に関して】
1.患者本人や家族が、治療計画に関して歯科医師およびその他の職員の指示に従わない場合や、矯正装置の使用方法の指示に従わない場合は、治療期間の著しい長期化又は治療結果に悪影響を与え、歯科医師の判断により治療を中止する場合があります。
2.矯正治療において、歯の移動速度および移動範囲に限界があり、事前に予測が困難な場合があります。
3.適正な着脱方法を行わなかった場合、矯正装置が破損変形し再製作が必要となる場合があります。
4.患者本人が、計画的に通院しない場合や計画外の事態が生じた事を連絡しない場合、治療期間の著しい長期化または治療結果に悪影響を与える場合があります。
当院における矯正治療は、検査結果から得られた内容を歯科医学的根拠に基づき立案し、歯の移動計画から適切に選択した矯正装置を用いて行います。使用する矯正装置は、主治医が効果や安全性などについての歯科医学的判断を行い、医院内外で作製された矯正治療器具を治療に使用します。患者本人に使用する機材のほとんどは、日本国内の法律で承認・認証を受けた機材を使用しますが、一部の歯科用機材に関しては海外にて製造および加工されたものも含めて使用し、医薬品副作用被害救済制度の対象にはならず、歯科医師が責任を負い救済を行うものとします。

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〒224-0003
横浜市都筑区中川中央1-29-2 グランドメゾン・センター北 2F
(センター北駅 出口2より 徒歩1分)
平日 10:30~13:00/15:00~19:00
土日 10:00~13:00/14:30~18:00
休診日:木曜・祝日・日曜(特別診療日あり)・月曜(不定休)